キーエンスから知識や経験が蓄積されるM&A業界へ転身

これまでの経歴を教えてください。

北海道の札幌市で生まれ、1学年120名ほどの地元の中高一貫校に進学しました。高校卒業と同時に上京、早稲田大学に入学しました。数理統計学のゼミに所属し、確率過程(マルコフ過程)を学びました。部活動ではウインドサーフィン部に所属し、海に練習に行く日々を過ごしました。卒業後、株式会社キーエンスに入社し、三次元測定機の営業を担当。営業では、埼玉県・日本が誇る精密技術の集結地長野県・楽器や二輪等で有名な静岡県・自動車業界のお膝下愛知県・半導体産業の栄える九州地方と様々回りました。

なぜ新卒で株式会社キーエンスを選んだのですか?

2点あります。 1点目は「世界初・業界初」の付加価値の高い商品を広める仕事に魅力を感じたからです。キーエンスは商品開発力が高く付加価値の源泉となっていますが、その付加価値の高い商品を“どう魅せるか?”“良さをどうお客様に響かせるか?”が非常に重要な仕事でした。「モノを売る」という仕事は世の中にごまんとありますが、どうせやるなら付加価値の高い商品を、もっと高くして売る仕事をしたいと考えました。

2点目は直販体制に魅力を感じたからです。多くのメーカーが代理店経由の営業チャネルを確立する中で、キーエンスは日本国内における時価総額ランキング2位(当時)の規模感ながら直販体制にこだわっています。代理店に対する営業ですと、お客様と「腹を割った」商談ができない、故に真の意味でのコンサルティングはできないのではないかと考えました。その点、直販体制であれば、必ず「困りごとのヒアリング」から商談がスタートします。さらに言えばその困りごとは、代理店の担当者から伝言ゲームで伝わるものではなく、ユーザーが直接、現場で困っている事象です。このような、ユーザーが現場でかつ奥深くで抱えている困りごとを、直接解決する仕事をしたいと考えました。

なぜキーエンスを辞めようと思ったのでしょか?

これから年を重ねていく上で、もっと知識・経験が蓄積される環境に身をおきたいと考えるようになったことがきっかけです。前職在籍時も、経済・財務・法務・税務・金融・社会・ビジネスなど、本を読んだり講演を聴いたり、経営大学院に通ってみたりと、よく知識のインプットに休日を使っていました。しかし、読書や講演では知識の蓄積には限界があります。上辺の知識になってしまいます。平日、仕事以外に時間を作ることは精々2~3時間が限度でしたので、時間的リソースも足りない。さらにいえば、せっかく知識を得たのであればアウトプットしたい、使ってみたいと思うようになりました。自分のアウトプットによって、外部がどう反応するのか?どう変化するのか?それを試してみたいと思いました。そこから生まれる成功・失敗が、経験値として蓄積されるのだろうと思います。

なぜM&A業界を選んだのですか?

自分の強み・経験を活かしつつ、上記が満たされる業界だと思ったからです。戦略系のコンサルティングファームも強い関心があったのですが、あまりに畑が違うのではないかと思いました。BtoBの提案営業を新卒で経験したため、せっかくであればその経験は活かしたい。加えて、勉強が必須の業界で、勉強したことを実務にぶつけることのできる業界は、中堅中小企業のM&A業界だと思いました。

M&A仲介会社の中でも、なぜM&Aコンサルティングを選んだのでしょうか?

コンサルティングにも興味があったので、社名にコンサルティングがついているのがいいなと、初期的にはその程度でした(笑)よくよく調べていくと、純粋にM&Aの仲介をするだけでなく、「企業価値を高めて売る」というコンセプトに強く惹かれました。

現在の具体的な業務内容を教えてください。

私は美容業界を担当していますので、美容院・ヘッドスパ・ネイルサロン・まつエクサロン・エステ・化粧品製造/販売/ECなどのお客様が多いです。偏に美容院と言っても、業態・エリア・戦略・プロモーション・プライシングなど、何から何まで違うので、ご相談頂いたお客様のヒアリングによってビジネスモデルを資料に落とし込んでいきます。ビジネスモデルの理解を深めたうえで、売却・買収・資本提携・2段階EXITなど、進むべき方向性をミーティングにて練っていきます。

仕事の中でのやりがいを教えて下さい。

知的好奇心が満たされることです。M&Aは大きな金額が動きますから、ディールの成約難易度は非常に高いです。また、譲渡側も譲受側も初めてのケースが多いため、両者不明点や情報の不一致が多発します。情報がねじれている状況を、自分のアイデア・知識・交渉術を駆使して、うまくまとめられた時が最もやりがいを感じます。

現在の仕事上で最も嬉しかった出来事を教えてください。

入社後6週間で初成約の最速記録を樹立できたことです。結果ももちろんですが、ディールにおける論点を前倒しで潰していき、途中大きなブレイクもなく、最短でディールを運べたことは、大きな自信と経験になりました。

M&Aコンサルティング、もしくはM&A業界に転職を考えている方に何かあれば一言お願いします。

ハードに働き、知識と経験を積みたいと考えている方にはマッチしていると思います。また、就業時間や場所、休暇についても縛りもないため、自由に働きたいと思っている方も非常に相性が良いと思います。


澤野 太暉

(Taiki Sawano)

1994年4月28日生 北海道札幌市出身

早稲田大学商学部卒業後、株式会社キーエンスに入社し3年半、東海・中部・九州地方にて精密測定機器のコンサルティング営業に従事。(新人賞始め、営業ランキング表彰歴あり)2019年、新商品立ち上げプロジェクトメンバーとして、新商品リリース、営業・マーケティング戦略立案に携わる。その後、企業の成長に 直結するM&A案件を実現させるべく、M&Aコンサルティングに入社。社長室マネージャーとして活躍中。


得意業種:美容・物流・人材紹介
趣味: ウインドサーフィン、サウナ、読書

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