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国内トップシェアの食品メーカーから社会課題解決のためM&Aコンサルタントヘ

国内トップシェアの食品メーカーから社会課題解決のためM&Aコンサルタントヘ

2021.02.28

これまでの経歴を教えてください。

高知県内の高校を卒業後、早稲田大学スポーツ科学部に進学しました。運動が得意だったので保健体育の教員の資格を取りましたが、教育実習で教員に対するイメージとのギャップを感じ、一般企業に就職する選択をし、新卒で日清食品株式会社に入社しました。営業として四国支店(香川県)で4年間勤務後、最年少で本社マーケティング部の公募に受かり、日清焼そばUFO、日清ラ王、チキンラーメン、日清焼そば、出前一丁(速水もこみちさんを起用したTVCM、LINEスタンプを作成して20年ぶりにリニューアル発売した時にブランドを担当していました)等の約20商品の新製品企画、プロモーション、マーケティングに従事しました。日々のカップ麺の試食と過労がたたって腎臓を壊しました。その後、東京海上日動あんしん生命保険株式会社での営業、スタートアップのM&A仲介会社を経て、2019年10月に株式会社M&Aコンサルティングに入社しました。

なぜ新卒で日清食品株式会社を選んだのですか?

メーカーは数社しか受けなかったですが、どうせ入るなら国内でトップシェアの会社で自分の企画した商品を世に出したいと思い、日清食品を選びました。

なぜ日清食品株式会社を辞めようと思ったのでしょか?

まず、試食と過労で腎臓を壊したことが大きかったと思います。仕事をしていく上で大前提として健康でなければ働けないと改めて実感しました。また、結婚をするタイミングでもあり、多忙で家族の時間も取れない、海外への転勤の可能性もあることを考え、異業種に転職することを考えました。

なぜM&A業界を選んだのですか?

日清食品のあとに入社した生命保険会社で地元の高知県の法人営業をしていく中で、後継者不在、人口減少、高齢化という地方では避けて通れない課題に直面しました。生命保険で解決できるのは万が一の時の金銭的補償や法人であれば節税対策ぐらいしかなく、もっと根本的に社会や地域の役に立つことをしたいと思ったのがM&A業界に入るきっかけです。

M&A仲介会社の中でも、なぜM&Aコンサルティングを選んだのでしょうか?

生命保険会社のあとにスタートアップのM&A仲介会社に入社しました。その会社は分業制を取っており、ソーシングと資料作成の専門チームがあり、営業も売手と買手が分かれて案件を進めるスタイルだったのですが、M&Aコンサルティングでは一気通貫でM&Aの業務を遂行できることと、会計事務所が母体であることでM&Aの実行の前と後(会社をスケールさせるためのコンサルティング、譲渡後の資産運用のアドバイス等)からお手伝いできる点が魅力的だと思いました。昨今のM&A仲介会社が乱立している状況で、淘汰されずに残っていける会社は仲介以外のサービスもやっていることが不可欠だと個人的に考えています。

現在の具体的な業務内容を教えてください。

案件のソーシングの為のリスト作成やDM送付、案件化の為の資料収集と企業概要書作成、買手企業への打診と最終契約書の調整等、M&Aに関わる全業務を行っています。

仕事の中でのやりがいを教えて下さい。

一点目は日々自己成長につながる点です。専門的知識が必要な場面も多く、その都度上司にアドバイスを求めたり専門書を読んだりして吸収しています。その積み重ねが重要な仕事だと思います。

二点目はイメージ通りにできた時です。売手買手は双方の言い分があり、その調整をすることが大事ですが、難しい交渉事になればなるほどストーリーや情報の伝え方、言い方を事前に何度もイメージし、思い描いた通りの回答を引き出したときはやりがいを感じます。

仕事上苦労した事、している事を教えて下さい。

売手社長の譲渡価格の目線の変動には苦労します。人間であれば当然のことだと思いますが、数か月後に数千万、数億円のお金が手に入ると分かるともっと高く売りたいと欲が出てきます。もちろんお金は大事だと思いますが、そもそも会社を譲渡するに至った経緯(健康上の理由、後継者問題、別事業への集中など)をしっかり固めておくことが改めて重要だと感じます。

現在の仕事上で最も嬉しかった出来事を教えてください。

ある案件でスケジュール含めてある程度イメージ通りに進み、成約式で売手社長と買手社長の充実感のある笑顔を見たときは今までの苦労が報われた瞬間でした。

M&Aコンサルティング、もしくはM&A業界に転職を考えている方に何かあれば一言お願いします。

これからは安定した大企業で定年まで働くという価値観は古いと思います。社会環境の変化のスピードの速いこの時代では変化に対応できなければ大企業でも生き残れないと考えています。個人も企業の歯車の一つとして働くのではなく、様々な業種やビジネスモデル、経営者と出会うことで自分の考え方の幅と付加価値を高め、主体的に働くことが必要になると思いますが、それができるのがM&A仲介業のコンサルタントだと思います。同時に人口減少が進む日本で「後継者不在/事業承継」という大きな課題の解決のお手伝いができるこの仕事はやりがいに溢れています。この業界を一緒に盛り上げていきたいという気持ちのある方は是非一緒に働きましょう!


北山 雄一郎

(Yuichiro Kitayama)

1984年12月27日生 高知県土佐市出身

早稲田大学スポーツ科学部卒業後、日清食品株式会社に入社し、四国支店(香川県)で4年間営業後、最年少で本社マーケティング部の公募に受かり3年間在籍。UFO、日清ラ王、チキンラーメン、出前一丁、日清焼そば等の約20商品の新製品企画、プロモーション、マーケティングに従事。その後、東京海上日動あんしん生命保険株式会社に転職し、約3年間在籍。2019年にスタートアップのM&A仲介会社に転職後、より多くの事業承継のお手伝いをしたいという想いから2019年10月に株式会社M&Aコンサルティングに入社し、多数のM&A案件に携わる。


得意業種:飲食業、IT、製造業、小売業

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