ネセシティーズジャパン 鮫島社長へインタビュー | 投稿 | 株式会社M&Aコンサルティング
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ネセシティーズジャパン 鮫島社長へインタビュー

ネセシティーズジャパン 鮫島社長へインタビュー

2020.07.06

身体にも環境にもやさしい日用品メーカー

今回の経営者インタビューでは、日用品メーカーのネセシティーズジャパンの鮫島社長に創業秘話から今後の目標についてお話をお聞きしました。

~経営者インタビュー~

経営者プロフィール

現場の美容師の視点から、お客様に確信を持って提供できる製品を、自分たちの手で、考え抜いて開発したい。そんな想いから、ネセシティーズを創業。

株式会社ネセシティーズジャパン
代表取締役
鮫島南々子(Nanako Samejima)

株式会社M&Aコンサルティング
代表取締役
松栄遥(Haruka Matsue)

ネセシティーズの原点

(松栄)創業のきっかけは何ですか。

(鮫島社長)長年、美容師やエステティシャンとして働いているなかで、シャンプーやトリートメントなどの日用品に対するお客様のニーズを耳にしながら、もっと自信を持って提案できる自分たちの商品を考えぬいて開発したいという想いから「Neccessities Japan」を設立しました。

毎日使うものなので、自然原料主体で、身体にも環境にもやさしく、毎日ご機嫌な気持ちでいられる特別感を感じてもらえることをテーマに製品を開発しています。

美容師とエステティシャンでの経験や知識を活かし、睡眠不足やストレスなどの悩みを持った方や、安らぎを必要とした方にとって癒しを日常生活の中で取り入れてもらいたいという想いで、成分、香り、ボトルデザインにもこだわってます。

(松栄)起業のきっかけは、現場でのお客様の声から生まれたわけですね。

製品開発のこだわり

(松栄)こだわりをもった商品を0から形にするというのは、すごく大変な道のりだったと思います。

実際、開発させてみていかがでしたか?

(鮫島社長)大変でしたね~。製品開発の経験も無かったですし、原料選びひとつをとっても妥協はしなかったので、試作も何度も重ねて、業者選びも苦労しました。例えば、ボディソープの開発には2年くらいかかりました。最初は、娘のオムツかぶれに悩んで開発したボディソープでしたが、商品が出来上がるときには娘のオムツは外れてましたね(笑)また、ハンドソープの原料に使う精油1つをとっても、植物性だから100%良いわけではなく、アレルギーに敏感な方の為にも少ない量でも香りが立つように工夫したり、良いものを作ろうとすると原料も高くなりますし。経営面でも経営計画書を作成して、融資をお願いしに行ったり、クラウドファンディングを行ったりと大変でした。

 

(松栄)実際に起業されてみて、様々な苦労に直面され、諦めようと思った時期ってありましたか?

(鮫島社長)ありましたね。起業して最初のころは、「どうしよう。売れない。借金地獄だ。」と不安になり、正直気持ちが折れてしまったことも。ただそんな中、主人が色んな人に協力を求めて、やりたいことや夢に共感してくれる人を集めてくれて…。その主人の諦めない姿勢がすごく頼もしくて、支えられました。

その後は、少しづつ数字も出てきだして、商品を必要として下さっている声も増え、売上の見通し、開発費や広告宣伝費や経営計画が考えれるようになって、面白くなってきて…

面白いってことは続けてきて間違ってなかったんだなと思います。ただ、主人と出会ってなかったら、今の商品も生まれてなかったんだなと思うとゾッとします。

 

(松栄)ご主人や周りの方々の支えもあって、今があるわけですね。

これまで多くの方々の助けもあった中で、もらって嬉しかった言葉はなんですか?

(鮫島社長)お客様から「商品を使いだして、子供に優しくできるようになった」って言葉を頂いた時は、凄く嬉しかったです。

気持ちよく使って頂いて、優しい気持ちになって、日常に特別感を感じてもらいたいといった想いで起業しましたので。私たちの願いが届いたんだなと。会社を立ち上げることで、私たちの想いや、大事にしているモノを表現し形として残していけることのやりがいを感じました。

ネセシティーズの今後について

(松栄)自分たちの想いや情熱が伝わる瞬間って嬉しいですし、やりがいにも繫がりますよね。

ネセシティーズの今後のビジョンは何でしょうか。

(鮫島社長)将来的には、日用品が単なる消耗品ではなく、日常の一時を彩ってくれるモノとして使われるようになったらな良いなと思います。それも、単純に製品が良いから広まるとかではなくて、ネセシティーズの商品を使ったときに優しい気持ちになれるような、そんな”特別感”を感じてもらえる商品として広めていければ良いなと思います。

松栄コメント

今回、鮫島社長とインタビューをさせて頂き、良い製品を作っていくだけではなく、商品を通して、日常に特別感を感じてもらえるモノを作りたい。その強いこだわりと気持ちが多くの方々の心を動かし、商品をより魅力的なモノに創り上げていることを強く感じました。ハンドソープも実際に使用して、洗いあがりはしっとりして、自然で優しい香りがほのかに漂いリラックスした気持ちになりました。コロナ時期で消毒や手洗いでの手荒れが気になる方にもおすすめです。M&Aコンサルティングでは、事業継承やM&Aだけでなく、経営者の情熱やストーリーを多くの方々に繋げられるように、これからも経営者の想いを発信していきます。

ネセシティーズについて

 

社名 株式会社ネセシティーズジャパン

住所 542-0086大阪市中央区西心斎橋1-12-8 2F

代表 鮫島南々子

HP   https://necessities.jp/

Writer
代表取締役
松栄 遥 (Haruka Matsue)

横浜国立大学工学部卒業後、鋼の営業力を身につけるため株式会社キーエンスへ入社。国内トップクラスの成績を残す(受賞歴多数)。バンタンデザイン研究所にてクリエイティブを修学の後、社会に大きなインパクトのある仕事を求め、株式会社日本M&Aセンターへ転職。在籍中は数多くのディールを成約に導き、年間新人賞を受賞するなど第一線で活躍。その後、2019年に「企業価値を高めて売却を狙う”Scale型M&A”」を実現させるスパイラルコンサルティングを立ち上げる。また同年、”事業承継問題”を解決すべく、株式会社M&Aコンサルティングを設立し、代表取締役に就任。現在はクラウドファンディング、M&A領域の人材エージェント、新規事業立ち上げの顧問としても活躍の幅を広げている。

社長室 室長
眞鍋 和貴(Kazuki Manabe)

17歳で野球ブログを開設。1日10万PVを超えるサイトへと成長させた。その後、広島経済大学へ進学。大学在学中には中国深圳を拠点とするDahon Technologies社と米国サンフランシスコを拠点とするEC San Francisco社でインターンを経験。米国でインターン中に、二葉かばんの米国市場開拓をサポート。大学卒業後は、二葉かばんに入社、経営戦略から米国市場まで業務全般に携わる。その後、2019年スパイラルコンサルティング(現M&Aコンサルティングへ)へ転職。2020年二葉かばん取締役へ就任。

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