成約実績

【事業承継】優れた組立技術を持った装置メーカーの後継者不在問題をM&Aで解決

譲渡側:株式会社ソニック 室賀勲雄社長
譲受側:アイテック株式会社 今井秀一郎社長

(左より、譲受側今井社長、譲渡側室賀社長、弊社担当コンサルタント長谷川)

ーー まずは譲渡側の室賀社長にお伺いします。今回M&Aを検討されたきっかけを教えていただけますか?

室賀 私自身の年齢と体力を考え、数年前から考えておりました。社内に後継者候補もいない事から、会社の存続ならびにさらなる発展をする上でM&Aという選択肢を本格的に検討し始めました。また、長年共に歩んできた従業員の今後についてが一番気がかりでした。

ーー 最終的に株式譲渡する決断に至ったポイントはなんですか?

室賀 M&Aコンサルティングさんを通じてご紹介いただいたアイテック様が、弊社の今後をお任せするにふさわしいと感じたからです。会社の存続の為とはいえ、自身で長年築き上げた会社を信頼できる方以外にはお譲りしたくないと思っておりました。今井社長は初めてお会いした時から誠実な方で、会社としても弊社の事業に近く一緒になって発展できるイメージができました。お互いの会社を行き来しながら何度か面談を重ねるうちに、この方になら任せられるという信頼感が日に日に増していきました。

ーー 譲受側の今井社長にお伺いします。今回株式会社ソニック様の譲受を検討されたきっかけを教えて下さい。

今井 弊社は群馬県大田市を拠点に、専用機・装置などの設計から製作、据付調整までを手がける「装置事業」と、機械部品の加工・製作を担う「部品加工事業」を営んでおります。今後の会社のさらなる成長を考えた時に、元々M&Aには興味がありましたが今まではいいご縁がありませんでした。その中で、縁あってM&Aコンサルティングさんを通じてソニック様をご紹介いただきました。弊社と同業であり、会社間の距離もそう遠くなかったので、業務を拡大していくうえでいいパートナーになっていただけると思い検討を開始しました。

ーー 最終的に決断されたポイントを教えてください。

今井 最終的な決め手は室賀社長のお人柄です。ご自身で創業されて30年余り会社を成長させてきた情熱と、仕事に対する真摯さを感じました。また、工場見学させて頂いた際も確かな技術力をお持ちだと感じましたし、一緒になる事で双方の発展になると感じました。もちろんお相手の事業内容や条件も大事なのですが、こういったお話しは最終的には人対人の相性が大事なのではないかと思います。

ーー M&Aに対する印象を教えてください。

室賀 会社の存続や従業員の雇用も継続できる等、様々なメリットがあり事業承継には大変有効な手段だと思います。いいお相手が見つかるか不安でしたが、アイテック様に無事引き継いでいただく事になり今は安心しています。このようないいお相手を紹介してくださり、担当の長谷川さんには大変感謝しております。

今井 初めてのM&Aだったので手続き面での若干の不安はありましたが、最終的に素晴らしい会社様を譲り受けさせていただき満足しております。担当の長谷川さんが、弊社でもなじみの深い精密機器大手のキーエンス出身という事もあり、製造業や装置メーカーへの業界理解が深かった点も助かりました。随所でアドバイスや書類作成等のお手伝いをいただき、円滑に進める事ができました。

ーー 今後の展開や目標ついて教えて下さい。

今井 このような機会をいただき、大きなやりがいと責任を感じています。まずはソニック様の強みと課題をしっかりと理解させていただき、その上でアイテック側で支援できる事などを考えていきたいと思っています。近い将来、グループ間での仕事や技術的なシナジーなどを生み出せるよう努力していきます。

室賀 しばらくは引継ぎで会社に残る事になります。今後のソニックの発展の為、いい橋渡しができればと考えております。今までのいい面は引き継いでいただきつつ、より良く成長していく会社の姿を楽しみに見させていただきたいと思っております。 

ーー ありがとうございました。

コンサルタント・長谷川義矩が見る、製造業M&A最前線

本件は、装置メーカー同士のグループ化により相互に大きなメリットがあるマッチングだと感じています。事業承継のお手伝い出来て大変嬉しく思います。
インタビューでもお話しいただいた、お二方の信頼関係を強く感じる事ができました。本件がソニック様、アイテック様双方のご発展に繋がる事を楽しみにしております。

後継者不在については、製造業においても大変大きな問題となっています。
ノウハウや技術は可視化されていない事も多く、一度途絶えさせてしまったら復興させるのが他と比べて圧倒的に大変な業種です。そうした優れた技術を持ちながら、後継者不在でお困りの会社様の事業承継をこれからもお手伝いできればと思います。


コンサルタント・プロフィール
長谷川 義矩
(Yoshinori Hasegawa)

1985年3月生 埼玉県狭山市出身

慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社キーエンスに入社し約10年間、長野県および愛知県にて工場用センサーのコンサルティング営業に従事。自動車関連や半導体・液晶関連のクライアントを中心に幅広く製造業への提案を行う。(営業ランキング表彰歴あり)
その後、日本の製造業の経営課題をより根本から支援したいとの思いから現職のM&Aコンサルティングに入社。製造業セクターマネージャーとして、モノづくりの未来を支えるべく活躍中。
プライベートでは1児の父。

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