会計事務所の「M&A案件」に関する実態調査 公認会計士・税理士の32.8%が、顧問先へM&A・事業承継の提案をしたいと思った経験あり 株式会社M&Aコンサルティング(本社:東京都千代田区、代表:松栄 遥)は、30〜65歳でM&A案件の相談を受けたことがある公認会計士・税理士67名を対象に「M&A案件」に関する実態調査を実施いたしましたのでお知らせいたします。 調査概要 「M&A案件」に関する実態調査 調査方法:インターネット調査 調査期間:2020年11月24日〜同年11月26日 有効回答:30〜65歳でM&A案件の相談を受けたことがある公認会計士・税理士67名 Q1. 顧問先からM&A(事業承継や会社の譲渡)の相談を受けたあと、M&A案件についてどのような対応を行いましたか・外部のM&A専門事業者を紹介した:25.4% ・相談を引き受けられなった:14.9% ・自社でM&A業務を全て行った:14.9% ・外部パートナーと共同でM&A業務を行った:25.4% ・その他:19.4% Q2. Q1で「外部のM&A専門事業者を紹介した」「相談を引き受けられなかった」と回答した方に自社でM&Aを取り組まれなかった理由を教えてください(複数回答) M&Aの進め方がわからない 33.3% 買手企業とのパイプがない 25.9% 自社にM&Aアドバイザーができる人材がいない 25.9% 本業以外に割く時間がない 22.2% 企業価値算定方法がわからない 14.1% 興味がない 7.4% 自社で取り組むこともある 7.4% その他 3.4% Q3. Q1で「外部のM&A専門事業者を紹介した」「相談を引き受けられなかった」と回答した方にQ2で回答した以外に理由があれば、自由に教えてください <自由回答・一部記述> ・46歳:能力不足 ・45歳:特になし ・50歳:対価の設定の仕方が分からない。苦労ばかりしてタダ働きはしたくない。逆にM&Aの案件は数百万円欲しい。そうでなきゃやりたくない ・65歳:引受先を見つけるのが困難であった。 ・46歳:内容が高度だったから。 ・51歳:MA経験はあるが、買い手を一から探す労力を考えると報酬に見合わないから Q4. M&A案件について、本当は自社で取り組みたいと思いますか?・とても思う:20.0% ・思う:40.0% ・あまり思わない:24.0% ・全く思わない:16.0% Q5. Q4で「とても思う」「思う」と回答した方になぜそう思うか、理由を教えてください。(複数回答) 収益化のチャンスを逃したくないため 60% 大事な顧問先に最後まで寄り添い、支援をしたいため 46.7% 顧問先の会社の存続を守りたいため 20% その他 0% Q6. 顧問先に対し、M&A(事業承継、会社の譲渡)の検討をあなたご自身から提案をしたい又は提案をしたことはありますか・提案をしたことがある:50.8% ・提案をしたいと思ったことはあるが、実際に提案したことはない:32.8% ・提案をしたいと思ったことはない:16.4% Q7. Q6で「提案はしたいと思ったことはあるが、実際に提案したことはない」と回答した方にその理由を教えてください。(複数回答) 専門家として対外的に表明しておらず、口に出しづらいため 31.8% M&Aのことをあまり知らないため 27.3% 提案しても自社で取り組めないため 22.7% 顧問先に気を遣って、話を出しづらいため 18.2% その他 0% Q8. M&Aの方法を学び、専門家としてのポジションを取れるようなサービスがあったら利用したいと思いますか・とても利用したい:13.4% ・利用したい:50.7% ・あまり利用したくない:28.4% ・全く利用したくない:7.5% Q9. M&Aを外部パートナーと「共同」に取り組んで、ノウハウをためることができるサービスがあったら利用したと思いますか・とても利用したい:10.5% ・利用したい:52.2% ・あまり利用したくない:28.3% ・全く利用したくない:9.0%