――事業をスタートしたきっかけをお聞かせ下さい。
“取締役会長”の土橋、”取締役”で会計士の太田と私の3人のM&Aに対する想いが重なったのが事業スタートのきっかけです。
“取締役”の太田は、自ら会計士で会計事務所(株式会社スパイラル・アンド・カンパニー)の代表であり、既に会計事務所のなかで複数のM&A支援に取り組んでいました。太田としてもM&A支援にもっと力を入れたいと考えていましたが、会計事務所を運営していることもあり、リソースを割けていない状況でした。そんな折に、太田と私を繋げてくれたのが“取締役会長”の土橋です。土橋はIT系の会社を立ち上げ、更に自ら売却した経験がありました。自らの売却経験からM&A・事業承継に対する関心を持っていました。
私はもともと日本M&Aセンターに在籍し、第一線でM&A支援に従事していました。在籍時は「年間新人賞」を受賞するなどのM&Aプレイヤーとしての結果を残していましたが、いずれは起業・独立をしたいという思いが昔からありました。そんな3人のタイミングとM&A・事業承継に対する想いが重なったのが本事業スタートのきっかけです。
また、“取締役”の依田は前々職(株式会社キーエンス)時代の私の先輩にあたります。依田もキーエンスからインテグループというM&A仲介会社に転職をし、非常に高い実績を残していました。私から「一緒にやりましょう!」と強くお誘いしてボードメンバーが固まりました。
皆の想いが集まって、共同創業という形で株式会社M&Aコンサルティングが誕生しました。それぞれ歩んできた経歴も、持っているスキルも違う4人が集まったことは、今思うと弊社の強みの一つです。