• NEWS
  • NEWS&TOPICS
女性のキャリア構築に「M&A業界」をおすすめする理由

女性のキャリア構築に「M&A業界」をおすすめする理由

2022.10.17

M&Aコンサルティングでは、一緒に働くメンバーを募集しており、女性も歓迎しています。女性がM&A業界でキャリアを築くメリットについて、「人材のプロ」である当社顧問・森本千賀子さんに、代表の松栄遥がインタビューを行いました。


<森本千賀子氏プロフィール>
1993年、現リクルートに入社。転職エージェントとしてCxOクラスの採用支援を中心に、3万名超の求職者と接点を持ち、2,000名超の転職に携わる。リクルートキャリアでは累計売上実績は歴代トップで全社MVPなど受賞歴は30回超。 カリスマ転職エージェントとしてNHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」、テレビ東京「ガイアの夜明け」に出演。 2017年3月株式会社morich設立。現在、NPO理事や社外取締役・顧問など「複業=パラレルキャリア」を意識した多様な働き方を自ら体現。日経オンライン・プレジデントオンラインなどの連載のほか、『1000人の経営者に信頼される人の仕事の習慣』『本気の転職』など著書も多数。2022年2月には日経新聞夕刊「人間発見」の連載にも取り上げられる。2男の母の顔ももち希望と期待あふれる未来を背中を通じて子供たちに伝えている。

M&A業界には、女性にとってセルフブランディングのチャンスがある

森本 先日、キャリアへの意識が高い女性たちを対象とした講演で登壇したとき、参加者の方から「森本さんが今、就職するとしたらどの業界を選びますか」という質問を受けたんです。迷わず答えました。「M&A業界です」って。

松栄 人材業界のトップに上り詰めた森本さんなのに、選択するのが人材業界ではない、と。それはなぜですか。

森本 もちろん、人材業界の仕事に大きな価値とやりがいを感じているのは今でも変わりません。どういう観点でM&A業界に注目しているかというと「セルフブランディング」なんです。私はリクルートグループに入社した新人時代から「自分ブランド」を確立することを目指してきたんです。例えば、新人時代は先輩たちがアプローチしていなかった「流通業界」に狙いを定めて営業をかけた結果、「流通といえば森本」「森本といえば流通」という社内ブランドを築きました。その後、時代の流れに乗って「ベンチャー・スタートアップに強い森本」「エグゼクティブクラスに強い森本」……というブランディングを続けていった結果、今の私があります。

今、ゼロリセットして新たにセルフブランディングを図るなら、人材業界は難しいと感じています。人材紹介事業は認可を受ける必要があるビジネスですが、事業所数はすでに2万8000社超あり、毎年2000社近くが新規参入してくる業界ですから。多くの女性コンサルタントが活躍していて、その中でブランドを築き、差別化していくのは大変です。その観点でいえば、M&A業界はマーケットの成長ポテンシャルに対して、プレイヤーの数、特に女性は少ないですからね。

松栄 「ファーストペンギン」として飛躍できるチャンスがある。

森本 まさにそう。女性M&Aコンサルタントの先駆者としてのブランドを築けると思っています。それに「事業承継」という課題を抱える企業には、女性社長も少なくないのではないでしょうか。亡くなった夫の後を継いで社長に就任しているケースもあるかと思います。女性経営者が抱える悩みや思いは、女性だからこそ理解して寄り添えることもありますよね。そうした側面でも、女性が活躍できるフィールドだと思います。

「困った人を助けたい」「役に立ちたい」という女性の志向にマッチする

松栄 なぜ、これまでM&A業界に女性が入ってこなかったんでしょうね。例えば、証券会社や銀行で法人営業を経験してきた女性などはM&A業界でも活躍できるはずなんですが、転職事例をほとんど見ません。

森本 金融業界で営業をしてきた女性は、転職を決意して転職エージェントに登録したとき、「金融業界を離れたい」と希望する方が多いんです。エージェント側は、M&A業界も「金融業界」と捉えて、求人を紹介していない可能性がありますね。

松栄 「金融業界を離れたい」という女性が多いのはなぜなんでしょう。

森本 よくお聞きする声としては……「会社から『売れ』と言われた商品はお客様にとって利益にならないことがある。本当にお客様の役に立って、喜ばれる仕事がしたいんです」と。女性って、仕事に対するモチベーションの源泉が男性とは少し異なることがあります。「目の前の困っている人を助けたい」「感謝されたい」「貢献したい」という気持ちが、男性より強い傾向があると感じています。

実は、人材業界にも、証券・銀行の営業出身の女性がけっこう多いですよ。「企業の人材課題を解決して成長を支援したい」「人が生き生きと働けるように支援したい」と言って転職してきます。

松栄 であれば、M&A業界はその志向に合っていますね。もちろん、M&A企業の考え方や方針はさまざまですが……私たちM&Aコンサルティングの場合は、一時的な「売買」だけでなく、M&Aの準備期間から伴走して「事業を見える化する」「企業価値を高める」ことに力を入れていますから。「助かった」と感謝されることが多いんです。

実際、M&Aの成約式では、お客様も我々も涙することがよくあります。手塩にかけて育ててきた会社をお譲りする瞬間。その場に立ち会えることができるのは、この仕事の大きな醍醐味だと思います。

森本 せっかく金融業界でキャリアを積んだのであれば、「お客様の役に立ちたい」という志向をM&A業界で実現するという選択肢に目を向けていただきたいですね。

松栄 そういえば、私の友人で証券会社に入った女性が今はM&Aの仕事に携わっていて「顧客志向を追求できるのが楽しい」と話していたことがありました。さらに、人生をかけた事業承継という「規模が大きなテーマに向き合ってお手伝いできるのがうれしい」とも。事業承継は社会課題でもありますから、社会へのインパクトも感じられるんですよね。「このM&Aが成立したことで業界・地域にいい影響を与えた」と。

森本 人材業界にいても、経営者の高齢化に伴う事業承継の問題は深刻化していると感じます。まさに日本が抱える社会課題を解決するという面でも、価値を実感できるテーマですよね。

2025年までに70歳を超える中小・零細企業の経営者は約245万人と予想され、うち半数以上の約127万人が後継者未定とのデータがあるようです。最近は、経営者の子息が自分の意思で継がないケース、将来性不安から経営者が我が子の苦労を見越して継がせたくないと考えるケースが増えていますね。

経営者未定のまま、経営者の健康問題などで運営が難しくなると、廃業へ。雇用されている従業員・サプライチェーン・地域経済への悪影響が懸念されています。

政府では「中小M&A推進計画」などを打ち出してM&Aによる事業承継支援を強化していますし、行政・金融機関・民間企業の普及活動により、最近では中小・零細企業にも「M&A」という選択肢が浸透しつつあります。こうした課題の解決に携われるこの仕事は、やりがいがあると思います。

松栄 そうなんです。先ほどお話しした友人のように、大手金融機関でM&A支援に携わっている女性もいらっしゃると思いますが、おそらくプロセスの一部にしか携われていない方が多いのではないでしょうか。例えば、見込み客にアプローチするまでを担当し、アドバイザリー契約が成立したら次の担当者に渡す、など。もし、そこに物足りなさを感じているのであれば、私たちの会社で一気通貫の仕事の醍醐味を味わってほしいですね。最後まで見届けて、場合によってはM&A後も資産運用のアドバイスなどでお付き合いが継続することもあります。

森本 金融業界出身の女性の例を挙げて話してきましたが、金融業界に限らず「経営課題の解決に貢献したい」「企業の成長を支援したい」という志向を持つ法人営業経験者であれば、活躍できるんじゃないでしょうか。あとは、経営コンサルタントの方とかMBAホルダーの方なども。M&Aというとファイナンスの知識が欠かせないかと思いますが、御社ではどの程度のレベルを求めていますか。

松栄 入社時点では、ファイナンスの専門知識は必須条件でなくてもいいと考えています。「数字」へのアレルギーがなく、これから学んでいくことに抵抗がなければ、早々にキャッチアップしていただけると期待しています。「学ぶ姿勢・素質があること」と「経営者に対して物怖じせず提案ができること」、この2点を重視したいと考えています。

成果を挙げて、それに見合った報酬を得る

森本 私が感じるに、「困っている人を助けて感謝されたい」というモチベーションだけでは、M&A業界にはフィットしないような気もしているんです。M&A業界へ転職していく方を何人か見ましたが、「がっつり稼ぎたい」という志向の方が多いような……やはり「ハングリーさ」も必要ですか。

松栄 その傾向は確かにあると思います。ただ、私たちが一緒に働きたい仲間のイメージとしては「稼ぐ目的が第一」というより、「クライアントの課題を解決した結果、それに見合った報酬を手に入れたい」という志向を持つ方ですね。

森本 実際、御社では働きに見合った報酬を得られる仕組みとなっているんですか。

松栄 固定給に加え、案件が成立した際、その金額に応じたインセンティブを支給します。インセンティブについては上限を定めていないので、「自分の年収は自分で決める」といった働き方が可能です。インセンティブは年3回のボーナスのタイミングで支払います。案件の規模にもよりますが、1回あたり1000万~1500万円ほどのインセンティブ額となるケースもあります。入社1年目でも、これまでの例では1~3件程度成立させ、年収1000万~2000万円に達しています。

森本 「しっかり働いて、しっかり稼ぎたい」という志向の女性にとっても、働きがいがありそうですね。御社は将来的にIPOも視野に入れていらっしゃるそうですが、IPO前に入社しておくことによるメリットも得られそうです。

松栄 ただ、「福利厚生」という点でいえば、大手企業――特に金融機関のレベルまで手厚くするのが難しいんです。女性の場合、特に育児支援などの制度の有無を気にされたりするでしょうか。

森本 そこは、企業側も転職希望者側も誤解しがちなんですが、女性たちが求めているものに大手企業の制度が応えられているかというと、実はそうでもないんです。

女性が求めるのは「働き方の柔軟性」なんです。例えば、育児中の場合、朝、子どもが熱を出したらその日は在宅でのテレワークに切り替えたい。でも、大手ではそれができないことも多いんです。テレワークは「週○日」「○曜日・○曜日のみ」「事前申請が必要」など、制度利用にルールが定められていて、特別扱いが許されない。

その点、ベンチャーは融通が利きますよね。「今日はテレワークします」の連絡1本でOKだったりしますから。それに「この週に集中して働いて業務を完了させ、次の週は休む」といったスケジューリングも可能ですよね。

松栄 確かに、当社では裁量権を持った働き方が可能です。プロジェクトワークなので、ご自身がパフォーマンスを最大化できる働き方を自分でコントロールしていただければいいと思っています。

「顧客の役に立つ」という成果を追求しながら、自律的に働ける仲間をお迎えしたいと思っています。

お問い合わせ

コンサルタントへのご相談や、簡易企業評価は無料で行わせていただいております。まずは、お気軽にお問合せください。送付いただいた情報は厳格に管理し、当社以外での目的外の使用はいたしません。Zoom等によるオンラインでの個別面談にも対応させていただきます。ご希望の場合、その旨ご記載ください。

お問い合わせ目的
ご希望の担当者
お名前*必須
電話番号*必須
メールアドレス*必須
会社名*必須
お問い合わせ内容
ご希望の連絡方法

プライバシーポリシーを確認


各種お問い合わせ

ご相談、その他お申し込みについての
お問い合わせを受け付けております。

お問合せは平日9:00から20:00 03-5157-1074