精密機器大手キーエンスからクライアントの人生の一世一代の決断に関われる醍醐味を求めて

これまでの経歴を教えてください。

埼玉県の高校を卒業し、慶應義塾大学商学部に入学しました。在学中は野球サークルで代表をつとめたり、ゼミではマーケティングを専攻していました。その後精密機器大手のキーエンスに入社し、長野県および愛知県で工場用センサーのコンサルティング営業に従事していました。電話や訪問でお客様の困りごとや案件情報などをヒアリングし、効率的に成果を上げられるよう日々営業活動に精を出していました。お客様はほぼ製造業で、自動車関連から液晶半導体関連、装置メーカー、精密部品関連、食品関連など様々な業種の担当を経験させていただきました。

なぜ新卒でキーエンスを選んだのですか?

一言で言うと他にはない成長できる環境があると感じたからです。当時の人事の方が1年で他社の3年分の成長が出来ると仰っていたのが印象的でした。その分大変なことも多かったですが、実際そのような環境だったと思います。もう一つは当時は海外志向が強く、グローバルに活躍できると期待していた事もありました。あとは正直言うと、待遇が魅力的だったのも事実です(笑)

なぜキーエンスを辞めようと思ったのでしょか?

概ね周囲の人にも恵まれ、待遇にも満足していましたが30歳前後には自身の成長が停滞しているとも感じていました。どうしても日々の仕事が繰り返しになってしまい、単調に感じるようになっていました。いい意味でも悪い意味でもこなせるようになってきてしまっていたのです。夢見ていた海外駐在の機会も中々掴めず、焦っていたのも事実です。その中で新しい環境で挑戦できないかと考える時間が多くなりました。

なぜM&A業界を選んだのですか?

新卒の頃には考えもしなかったというか、市場も小さかったと思いますが知人でM&A業界で活躍している方が何名かおり、存在を知るようになりました。当初はとにかく長時間労働で厳しい業界という印象しかありませんでしたが、色々話を聞く中で魅かれるようになりました。クライアントの人生の一世一代の決断に関われる醍醐味や、前職と比べて契約した時にお客様から感謝される度合いが桁違いに大きいという事が特に決め手になりました。また社長層と常に会話する為に自分を高められたり、商学部出身で経済や経営に興味があったので知的好奇心が満たせるのもポイントでした。

M&A仲介会社の中でも、なぜM&Aコンサルティングを選んだのでしょうか?

各々が得意領域で仕事を任され、生き生きと仕事をしているのが印象的だったからです。また、まだまだ歴の浅い会社である為自身も積極的に会社運営に関与して、会社の成長にも貢献する事でやりがいを感じられるのではないかという思いもありました。加えて労働時間に関しても自分の裁量で決められる部分が多く、プライベートとのバランスも取りやすいと思いました。自分がやりたいだけ仕事をし、稼ぎたい分だけ稼げる会社だと感じました。実際入社後も、これらのポイントに関してほぼ相違はありませんでした。

現在の具体的な業務内容を教えてください。

弊社では売り手と買い手のお客様を一気通貫で担当しています。私は前職の経験を活かせるよう、製造業専任の担当となっています。案件の仕入れ、いわゆるソーシングから案件化、エクゼキューションと呼ばれる案件の取りまとめから最終契約締結のお手伝いまでをすべて一人で担当します。要所では役員のバックアップもいただきながらではありますが、多岐に渡る業務をこなしています。時には電話や面談などの営業を掛けることもあれば、お客様へのヒアリングを行ったり、提案資料作成や契約書の文面調整、条件の交渉や調整などを行います。また、小さな会社ですのでコンサルタントとしての本業以外にもするべきことは多く、マーケティングの為のアイディアを出したり、時には業者さんとの打ち合わせにも参加したりしています。

仕事の中でのやりがいを教えて下さい。

上記に挙げたように業務が非常に多岐に渡る分、求められる能力も非常に多いと思います。M&Aに関する知識や営業力はもちろんの事、業界や法務・税務・会計などの知識や交渉力が必要です。決して簡単な仕事ではありませんし、案件受託から成約までのスパンも平均して半年~1年ととても長いです。その分案件が成約に至った時の喜びは相当なものがあります。また一つ一つのケースがそれぞれ違うので、単調になることはなく大きな学びになりますし、日々自身の成長を実感できる事も大きなやりがいです。また、社内で自身が提案したことがすぐに採用されて即日全社での取組になったりする事もあるスピード感のある会社ですので、その点もやる気に繋がっています。

仕事上苦労した事、している事を教えて下さい。

私の場合は事業会社の営業職出身である為、特定の業界知識や営業には強みがある半面、金融関連等の知識に関してはかなり浅い状態で入社しています。その点は当初から今に至るまで苦労は多いです。業務外の時間も含めて本を読んだり、人と話したりする中でキャッチアップできるよう日々努力しています。

現在の仕事上で最も嬉しかった出来事を教えてください。

月並みですが、お客様から「ありがとう」を言われた時が一番嬉しいです。先日成約した買い手先の社長様から、「弊社にこのようなチャンスをくれて本当にありがとう」と言っていただいた際は非常にコンサルタント冥利に尽きると感じました。自分がコンサルタントでなければ生まれなかっただろうマッチングが実現でき、その上で感謝の言葉をいただけるのが一番嬉しい瞬間です。

M&Aコンサルティング、もしくはM&A業界に転職を考えている方に何かあれば一言お願いします。

中小企業の後継者不足問題は大きな社会問題であり、我々仲介会社には大きな社会的意義があると思います。弊社には様々なバックグラウンドの方が在籍しており、各々の強みが生かせる環境があると思います。私自身はこの業界で働く魅力の一つに、多様な経歴の方と触れ合うことで刺激を得られる点もあると感じています。その中でも共通しているのは皆一様に向上心が高い事です。厳しさも確かにありますが、その分非常にやりがいの大きな仕事ですのでやる気に満ちた方と一緒に切磋琢磨しながら働けるのを楽しみにしております。


長谷川 義矩

(Yoshinori Hasegawa)

1985年3月生 埼玉県狭山市出身

慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社キーエンスに入社し約12年間、長野県および愛知県にて工場用センサーのコンサルティング営業に従事。自動車関連や半導体・液晶関連のクライアントを中心に幅広く製造業への提案を行う。(営業ランキング表彰歴あり) その後、日本の製造業の経営課題をより根本から支援したいとの思いから現職のM&Aコンサルティングに入社。製造業セクターマネージャーとして、モノづくりの未来を支えるべく活躍中。


得意業種:製造業全般

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